



金沢市立病院では、金沢美術工芸大学との連携のもと、平成21年度より医療におけるアートの潜在的な可能性を探る「ホスピタリティアート・プロジェクト(HAP)」に取り組んでいます。プロジェクトの一環であるホスピタルギャラリーは、「市民がつくる安らぎの医療」をメインテーマとして平成24年度に第1回展が開催され、病院の待合ホールに展示された作品群によって、安らぎの空間が創出されました。以来、患者さん、医療関係者、市民の皆様からご好評をいただき、おかげさまで第10回展を数えることとなりました。
アートが患者さんの治療と生活の質の改善を手助けし、病院が地域社会における身近な交流の場となることを目的として、病院の待合ホールに期間限定の「美術館」を設置するこの試みは全国的にみても珍しく、各メディア・学術方面からも注目されております。
第10回展は感染症予防に配慮し、WEBサイト上でのデジタルギャラリーとして開催します。
主催者
ご挨拶movie
金沢市立病院 病院事業管理者
髙田 重男
金沢美術工芸大学 学長
山崎 剛